どーも
計り知れない男、工場長です。

早速ですが工場長、本日ベルトを忘れておりました。
無意識に先日の投稿を引きずっていたのでしょうか。

なんとも締まらない。
か、かっこわるい。
ま、まぁいいか。

い、いやだめだ。だめだ。

なにせ、夜にはお世話になった方々との大切な大切な集まりがあります。

困った。

しかしそこは金山、都会であります。
すぐ近くにスーツ屋さんだってあるのであります。

早速男性店員さんを捕まえて…と思いきやカウンターの下からひょこっと可愛らしい女性店員さん。
まさかこんなところに伏兵が。

目線バッチリ。
「何をお探しですか？」
「見て分かりませんか（泣）」という言葉と涙を飲み込み「やー、ベルトを忘れまして…」

…しっかりと良さげな濃紺のベルトを買い求め…たのは良い物の、サイズが全然合いません。合った試しもありません。緩い。緩すぎる。いかに日頃ゆるゆるの工場長と言えどあんまりだ。
以前も違うお店でベルトの調節をお願いしたところ、一番最後の穴の位置でピッチピチにツメられた覚えがあります。
今では賢くなった工場長、ビビって10cmくらいを切ってもらいました。が、今度は慎重になり過ぎました。まだ全然緩い。さすが計り知れない男。
「すみません、もう5cmお願いします」とお願いし再度お姉さんは走って店の奥へと。

お姉さん、なにも店内でそんなに走らなくても、と思うくらいに走ります。
戻ってきたお姉さんは息も絶え絶え。
そんなに僕の締まらない姿を見るに見かねたのでしょうか。申し訳ない。

スリムとかではないのです、全体的に小ぶりであります。
スケールのちっちぇー男であります。
お姉さんありがとう。お世話掛けました。

なんでもモノの加減を見極めると言うのは難しいものであります。

という事で作りました。（ひゃー 今回もいらん話しが長い長い）

これ。
ケイコねーさんと、ミサミサの合作であります。（工場長はお願いした）

合板やアクリル、革など素材毎のレーザー出力チャートです。

分かり易い！

レーザー加工機の近くに置いてありますので、どうぞご活用くださいませ。

ちなみに上記のチャートの数字は出力（レーザー加工機の本気具合）のパーセンテージです。

あれ？

まてよ？ と。

加工の具合はレーザー加工機の出力と動作速度で決まってくるので、チャートとしては不完全ではないか！バカ！と思った貴方。するどい！そこまで言わなくても！ 思わなかった貴方！ そうだよねぇ。別に良いよねぇ。大体分かるよねぇ。（ゆるゆる工場長）

なにを言っているのか分からない方といい加減付き合ってられない方。

…すみません。真面目に書きます。ごめんなさい。

レーザー加工はレーザーの本気具合（出力のパワー）とレーザーが素材に当たっている時間（動作速度）でサッと削ったり、じっくり彫ったり、という違いが出てきます。

例えば、ある素材をカットしたくて100％の出力で当ててみたものの、切れなかったよ！という場合、出力はMAXなのでこれ以上あげられませんが、機械の動作速度をゆーーっくりにすれば、その分じーーっくりとレーザー光が当たる為、結果的により深い加工を行う事ができます。…もちろん蓄積される熱量によりほとんどの素材は焦げ焦げになりますが。

以上を踏まえ、先述のチャートをご覧いただくと「パワーの加減は書いてあるけれど、結局のところスピードはどの位で動かしたのよ？」となる訳です。ごもっとも。

ですがご安心を。

レーザー加工では加工機のソフト側に素材毎の設定（プリセット）が存在します。

このチャートはその素材毎の適正な設定を読み込んだ時の動作速度を基に作成しています。

つまり「今回はアクリル板で厚みはこれくらいだよ」と設定を読み込むと「はいはい、じゃあこれくらいのスピードね」と返してくれます。

チャートはその上で、出力を段階的に変え加工した結果となっています。

なので、そこを基準に相対的に見ていただければ、ある程度のスケールとしてお使いいただけるのではないでしょうか。（やっぱりちょっとゆるめ）

チャートの素材も順次増え…ると良いな。と思う工場長。ケイコねーさんとミサミサの活躍にご期待ください。

では最後にリボンが結べなくて悶絶する支配人、吉住さんをご覧ください。
（とんだとばっちり）

以上、cre8ではスケールの小さな2人と可愛い可愛いスタッフが皆さまをお待ちしております。

（「オモテナシ王子」こと早さんと、「デリケートストマック」の持ち主、黒川先生もたまにいるよ！ 待ってるよ！）